雑記
チェンマイに関すること以外にも、タイや他の国々のこと、想い出等々を思いつくままに綴っていきます。
楽しい日本語(2020年10月8日)
カテゴリー:タイ、台湾
時期:ーー
場所:タイ、台湾
日本でも外国語が氾濫しているので、ネイティブの方々が見ると笑えるものが多くあるのではないかと思います。実際英語では間違いを見ることがあります。日本人は「fast food」を「ファースト・フード」と発音することが多いせいか、東京のある店の看板は「First Food」となっていました。数年後に訂正されましたが。アメリカ人の言語学の教授は東京で欧米からの輸入食品を多く扱い外国人御用達となっているスーパーマーケットの英語の掲示は笑えると言っていました。
チェンマイでも楽しい日本語を目にすることがあります。特にお気に入りなのはニマンヘミンにある某和食店の「ご飯と一緒に浅間麻里さん」です。これは中々素敵なネーミングだと思います。変わった日本語のメニューはこれだけですが、他にも素敵な名前を期待してしまいます。英語では「Asari
Sakamushi with rice」となっているのでこちらの方が意味が通じます。
チェンマイの「ご飯と一緒に浅間麻里さん」
バンコクでもスクムウィットの某和食店のメニューにあった「海老彼ライス」と「キムチ茶半」は意味は何となくわかります。
バンコクの「海老彼ライス」と「キムチ茶半」
台湾の淡水でも面白い日本語を見ました。「花の枝は燃やします」は中国語の「花枝燒」を日本語に直訳してしまったもので、モンゴウイカを焼いたものでした。「スルメイカが破裂します」は中国語では「炸小卷」でヤリイカを揚げたものでした。西螺では「惡魔可可概念店」というパン屋さんの看板に「あなたの心に悪魔を開放するため、召し上がりください」という奇怪な日本語がありました。
台湾の淡水の「花の枝は燃やします」と「スルメイカが破裂します」
台湾の西螺の「あなたの心に悪魔を開放するため、召し上がりください。」
私は就職1年目の会議で「非難訓練」実施要項を出したことがあります。それまで手書きだったものをワープロで作成した際の変換ミスでした。会議で「誰を非難する訓練だ?」と非難され恥ずかしかったのですが、隠れる穴もなく避難はできませんでした。
最近の雑記
2020年10月7日
映画
初めて見に行った映画は幼稚園の時のアニメ「101匹わんちゃん」でした。おそらくディズニー映画だったのではと思います。日本以外で映画館に行ったことがある国は多くはありません。タイ、アメリカ、オーストラリア、UAE、カタールのみです。タイの映画館はレベルが高いです。
特に好きなのはタイ映画でジャンルを問わずに見ています。初めて見たタイ映画は1987年にNHKで放映された「プエンとパエン」(เพื่อน แพง、Puen-Paeng)という不倫・心中の映画でした。タイの映画館で初めて見たのは1999年の「ナンナーク」(นางนาก、Nan
Nak)で当時のタイ映画興行記録を更新したホラー映画です。現在のタイ映画興行記録は2013年の「愛しのゴースト」(พี่มาก..พระโขนง、Pee
Mak)はそのリメイク版で、タイ、日本の映画館、日本語版DVDでも見ました。。訪タイの度に見に行くようになり、チェンマイに移住後は欠かさず見るようにしています。今年「Netflix
Thailand」に加入し、チェンマイに来る前に見逃したタイ映画も見まくっています。
好きな女優はプローイ・ソンナリンさん(พลอย ศรนรินทร์ 、Ploy Sornarin)、ウッラサヤー・セパーバンさん(อุรัสยา เสปอร์บันด์、Urassaya Sperbund)、ちょっと古くはジージャー・ヤーニンさん(ญาณิน วิสมิตะนันทน์、Yanin Vismitananda)などです。俳優ではマム・ジョクモクさん(หม่ำ จ๊กมก、Mum Jokmok)やマリオ・マウラーさん(มาริโอ้ เมาเร่อ、Mario Maurer)のとぼけたキャラが好きです。
邦画では大人も楽しめるようなアニメが好きです。アニメの質はやはり日本が高いです。タイで公開される邦画の大半はアニメです。邦画を映画館に行って見ることはめったになく、テレビで放映される際に見ています。好きな女優は有村架純さんや上白石萌音さんなどです。俳優では木村拓哉さんや笹野高史さんのキャラが好きです。
洋画ではファンタジー系、SF系などが好きです。特に好きな女優・俳優はいません。アメリカに住んでいた頃はよく映画を見に行きました。印象に残ったのは当時最高の製作費で鳴り物入りで公開された「キングコング」が、2番館でほそぼそと公開された「スターウォーズ」にあっさりと負けて、1番館では「キングコング」から「スターウォーズ」に急遽切り替える所が続出して騒然となったことです。タイでも「アバター」、「スターウォーズ」、「ミッション・インポシブル」、「猿の惑星」などを見に行きました。今は基本的にはテレビで放映される際に見ることがある程度です。
韓国映画を見るようになったのは2019年12月からで、まだ多くはありません。チェンマイで上映される作品は質が高いです。まだ女優・俳優は知りませんが、「82年生まれ、キム・ジヨン」(82년생 김지영)主演のチョン・ユミさん(정유미、Jung Yu-mi)は素敵です。
初訪タイ
1986年で、10日ほど滞在し後は香港へ移動しました。アメリカで1年通った英語学校の教頭がとても親切なタイ人だったのでずっとタイに興味があり、9年越しの実現でした。その後77県全県・宿泊した街は123カ所になりましたが、タイに住むようになってからは増えていません。
当時はバンコクさえ大きな田舎街の風情で、初の高層ビルのバイヨーク1を建設中でした。バンコクに着いて最初に食べたのが「ヌア・パット・ピック」(牛肉の生唐辛子炒め)でした。この料理にはまったのですが、出すお店が少ないのが残念です。タイ米も世の中にこんなに美味しい米があったのか!と感激し、もちろん買って帰りました。成田の植物検疫で「タイ米ですか~?美味しいんですか?」と言われ、出したはいいが戻せないと応援を呼んで大騒ぎになりました。「次は勘弁してください」と言われましたが、もちろん毎回持ち帰っていました。その後日本でもタイ米が売られるようになってからは持ち帰ることはなくなりましたが。
初訪タイ時にはチェンマイにも来たのですが、これで人生設計が変わりました。空港の案内所で安くて快適なホテルを訪ねたのですが、薦められたのが当時できて間もない某ホテルでした。予算オーバーなのでダメダメと言ったのですが、大幅値引きの誘惑に負けてたまにはいいかと宿泊することにしました。チェックインの際の係の女性が・・・人生を変えてくれました。とても可愛い方で明るく笑顔が素敵でまさに一目惚れでしたが、突然無表情になり「誰かを同伴された場合は通常料金になります」と言われました。「誰も同伴したりはしない」と伝えると元の笑顔に戻りました。毎日外から戻ると「一人で暇でしょう?おしゃべりでもして行ったら?」と毎日話すことができました。チェックアウトの際に文通を申し込もうと思っていたのですが・・・逆に申し込まれました。翌年彼女は省庁の幹部候補生で入庁しバンコク勤務になりました。毎年タイに会いに来るようになり、二人とも結婚も考えていたのですが、8年間交際して自然消滅しました。彼女は仕事を辞めたくはなく、親を残して日本には行けないと考えていたことと、仕事を辞めてタイに来る勇気がなかったことネックでした。彼女が付けてくれたタイ語名は今では本名になっています。タイへの移住計画も実現できました。結局チェンマイに移住することになりましたが、彼女は今はどうしているのか・・・婚期を逃させたようで気がかりです。