1938 |
象狩り
Khlawn Chang
คล้องช้าง |
4 |
ドキュメンタリー |
1938年に日本の撮影隊がタイに入り撮ったモノクロのドキュメンタリー映画で、タイの映画遺産に登録されています。日本語のナレーション付きですが、国名がタイとなる前年なのでシャム、アユタヤのこともアユチャと、チャオプラヤー川のこともメナム川と言っています。序盤は神戸からバンコクへ向かう船内の様子を映しています。バンコクでは有名観光地だけではなく、生活様式、タイ映画、タイ舞踊、タイのフルーツなども紹介しています。アユタヤでは日本人町についてのナレーションもありますが、実際の映像が出てこないのはただの空き地と化していたからかと思います。中盤まではとてもよく、タイを絶賛しています。終盤は「野生の象狩り」にかなりの時間を割き、タイ北部からロッブリーに野生の象を追い込むという設定ですが、実際はただのやらせショーです。(野生の象を発見というシーンはありますが、捕らえるシーンもロッブリーに連れて来るシーンもなく、いきなり飼いならされた大人しい象たちを使ったショーとなります) |